インタビュー

INTERVIEWインタビュー

INTERVIEW02

今回は前回にひきつづき、介護リフトを運用されているさんらく苑さまにて
実際に移乗の操作などを行っておられる、介護福祉士の熊澤様にお話を伺いました。

特別養護老人ホーム さんらく苑
https://sanrakucare.or.jp/

施設概要:
大阪市住吉区/2001年4月開所/定員90床
リフト設置状況:
天井走行型リフト(4台)/自走型リフト(2台)/鴨居型(浴室)リフト(1台)/据置式リフト(5台)

一人で離床することが出来ること、
また腰への負担が軽減されていることを実感

ー実際に使い始めの頃はいかがでしたか?

私は以前、他の高齢者施設で働いており、さんらく苑に転職し初めて介護リフトを知りました。介護リフトを使い始めた頃は「確かに腰は楽だけれど、時間がかかって面倒だな。」と思っていました。
操作方法については難しいことはなく、スムーズに覚えられたように感じます。また、使用にあたり施設内の試験があることは大変だと思いました。

ーその後、業務で接していく事になりますが変化はありましたか?

試験をパスし、実際に自分一人でリフトを使用するようになると、時間がかかる反面、通常二人介助で離床する方を一人で離床することが出来ること、また腰への負担が軽減されていることを実感しました。
使用に慣れるまでも長い時間はかからなかったように思います。

現在、さんらく苑へ入社して3年が経ちましたが、リフトを使用してきて、まず、腰への負担が軽減されていることを実感しています。以前の職場では腰が重たくなることがあり、身体のメンテナンスのためにも、毎週整形外科に通っていましたが、現在は月1~2回程に減っています。これもリフトの効果だと思います。

リフトを使用することで、
職員が変わっても同質の介護を提供できる

ーこれからの介護業界への利点を現場の目線からどのように感じましたか?

介護をするうえで課題となる「ケアの統一」について。例えば、移乗介助の方法が職員により微妙に異なり、「A職員は安心できるが、B職員は危なっかしいところがあるから不安。」と感じる利用者様がいます。
このような利用者様に、リフトを使用することで、職員が変わっても、同じ道具、同じ手順で、同質の介護を提供できることも大きな利点と感じています。

ーとても有効な機器という事が感じられますね?しかし課題点もあるのではないですか?

どんなことでも同じですが、操作など手順を誤ると、ヒヤリハットや事故に繋がってしまいます。そこをクリアーするために試験があることも、今では理解できます。リフトを使用することに一長一短はありますが、介護士が腰を痛めずに長く働き続けるためには必要なものだと思いますし、ケアの方法・手段の一つとして、選択し、使用できる環境を整えていく事は重要だと思います。

ー貴重な現場の声有難う御座いました!
 引き続き私たちもより良い介護のお役に立てるように頑張って参ります!

取材を終えて

今回は、現場の意見をしっかりと取材したいと使い方も一緒に居室で撮影しました。その際ベトナムからの留学生スタッフも一緒に参加してくれました。
彼女はまだ3ヶ月の新人ですが、先輩として操作手順を丁寧に教えていたのが印象的でした。要所要所で手を止め丁寧に動作を見せる。当たり前のような風景ですが現場は慌ただしく実は貴重で有意義な時間、こんな研修も日々当たり前にされているんだなぁと感じさせられる取材でした。

ACCESS