インタビュー

INTERVIEWインタビュー

INTERVIEW04

「ノーリフティングポリシー」を徹底的に取り組んで、活用している特別養護老人ホームはるの若菜荘の施設長・大野様及びノーリフティング担当者にお話を伺いました。

特別養護老人ホームはるの若菜荘
https://takaharufukushikai.com/

施設概要:
高知県高知市/平成5年5月24日開設/入所数定員50名
リフト設置状況:
床走行式リフト(4台)/天井走行式リフト(1台)/浴室リフト(1台)/ミニリフト(1台)

利用者様にも職員にも
優しい介護を目指します

はるの若菜荘は平成5年5月24日にオープンした特別養護老人ホームで、高知県高知市春野町という自然豊かな場所にある施設です。

Q. ノーリフティングケアに取り組むきっかけは何だったのでしょうか?

平成25年に腰痛の調査をした時に職員の中で腰痛者の方が2/3以上いました。平成25年度に日本のリフト協会の研修に機能訓練指導員を行かせたことはきっかけになりました。利用者様にも職員にも優しい介護を目指して、ノーリフティングポリシーの取り組みを始めました。

Q. ノーリフティングケアに取り組んだ結果、経営面においてはどのような効果が表れましたか?

経営面においては、コストがやはりかかってきます。当施設では五年間かけて色々な器具を揃えていくという風に計画を立てて、中期のプロセスで導入をしてきました。一度に買える法人があれば、一度に買ってもいいと思いますが、職員が慣れていくという過程を考えると、五年くらいは必要かなと思いました。

利用者の方では、表皮剝離や骨折、そういったものが激減をして、事故が少なくなってきました。結局入院をしない、骨折をしないので、経営にはプラスになってくるかなと考えています。

Q. ノーリフティングケアに取り組んだ結果、利用者と職員にはどのような効果が表れましたか?

今までずっと寝たきりで過ごしてきた胃瘻栄養をされている利用者様、普段は二十四時間寝っぱなしという事が多かったのですが、その方を車椅子へ離床して、一日一回は必ず車椅子に乗って出てくることによって、車椅子に座る姿勢も改善されて、その方の世界が広がったのかと感じております。

職員としては、腰痛は中々無くならないですが、年に二回取っているアンケートの結果では、「腰痛がいつもある」と答える職員が減ってきました。


詳しくはM.I.S.会員サイトインタビュー動画をご覧ください。
※この動画サイトは関連会社 日本ケアリフトサービス(株)が運営しているサイトになります

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