リフト移乗を今から始められるご施設さまでの研修

ウェルネットレポート第5回は、リフト移乗を今から始められるご施設さまでの研修をお伝えいたします。

M.I.S.契約中の、特別養護老人ホームきたまち苑様です。
今までリフト移乗はされておらず、「始めるのであれば、外部の力も借りてノーリフトを進めた方が良い」とのことでご相談いただきました。
現在は毎月時間をとってリフトに触る時間を設けて取り組んでおられます。
毎回訪問する度にどの職員様もリフトの使用技術が上達されているため、お忙しい中お時間をつくって練習されていること、組織一丸となってノーリフティングに取り組んでいく意気込みを感じさせてくださいます。

こちらの写真は姿勢研修中の一幕です。
M.I.S.では腰痛リスクを測定するマルポスメジャーが看板サービスです。
マルポスメジャーは腰にセンサーを付けることで業務中の腰の前傾角度とひねり角度をモニターし、腰に負担のかかる不良姿勢をとっていた回数と合計時間を測定するものです。
腰痛の発生要因は抱え上げの介助だけではないことは「職場における腰痛予防対策指針」の通りで明らかとなっており、多元的な要因(腰部に負担を加える動作要因、振動、温度、環境、個人の属性、既往症など)で腰痛に至るのですが、そのうちの一つの要因である作業姿勢、動作に焦点をあてた測定機器です。
マルポスメジャーの測定で不良姿勢の測定をおこない日常業務の客観的な見直しをおこなうと共に、研修をおこなうことで「職員様への意識づけ」「労働環境の見直し」をM.I.S.ではおこなっています。

改善例をあげると、重たい物(5kg以上)を下段に収納しない、床に物をおかない、ベッド上での直接介護はベッドの高さを上げてからおこなう、介助中の姿勢などです。
一つ一つは簡単なことではありますが、色々な施設様を訪問する中で洗剤等の詰め替え容器が棚の下段に置かれていること、何年も使っていない備品が置いたままにされていること、床に色々な物を置いていることなど度々見受けられます。

今回の研修では各ユニットからユニット代表の職員さまにお集まりいただき、マルポスの計測結果も絡めてお話をさせていただきました。不良姿勢の多い介助業務と照らし合わせて、ユニットごとにご検討いただければと思います。

腰痛・労働安全衛生を語るのであれば、施設環境の見直しは必須です。
皆様もご自身の施設の棚の配置など一度見直してみてください。

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