こんにちは。
すっかり暖かくなり、新芽の美しい季節となりましたね。
今回のウェルネットレポートでは、弊社サービスの一つである「施設見学」の様子をみなさまにご紹介いたします。
今回施設見学のご依頼をいただいた施設様は、現在ノーリフティングケアを前向きにご検討いただいている特別養護老人ホームるうてるホーム様です。床走行リフトは既にお持ちですが、その他の移乗機器の検討にあたりノーリフティングケアが定着されている有料老人ホームローズライフ京都様に見学のご案内をいたしました。

こちらはローズライフ京都の眞藤様によるリフトの定着にむけておこなわれた取り組みについてお話しいただいている時のお写真です。

施設見学では現場で使用されている福祉機器を見学するだけでなく、どのように運用しているのか、移乗機器に向き不向きがあるのか、予算の申請にあたりどのような切り口で話を進めて予算を通したのか、など具体的なお話がたくさんありました。
ローズライフ京都様では予算を通すにあたって、職員一人一人がどの時間帯に職員がどう動いているのかを分析し、非効率的な部分に適切な福祉機器を導入することで効率的に業務が進んでいく試算をあげて話を進めたとお話をされていました。
施設内でリフトを稟議にあげる時など、ノーリフティングに取り組まれる際に悩まれるであろうポイントを実施施設のご担当者様のご経験から道筋をたててご説明いただける点が施設見学の一番のメリットだと思います。

リフトの運用を開始する際のお話もあり、「職員に余裕のある時間帯から始めていくこと」や、リフト移乗の障壁となる「時間と手間がかかる」を克服するための工夫として「起床時のスリング装着がスムーズに始まるように起床直前の体位交換は壁向き側臥位にする」など、リフトを使いつつも移乗時間が長くならないためのきめ細やかな方策のお話なども伺え、これからノーリフティングを始められる施設様にとって聞けてよかったと思っていただけるお話がいくつもありました。
るうてるホーム様からも終了後 「とても勉強になりました！」とご感想をいただき、非常に嬉しく思います。

リフトの導入は初期費用も大きく、導入後の運用も他の福祉機器と比較してとてもエネルギーのいる機器です。
大きなお買い物をされる際はご不安を感じられることも多くあると思うので、実際に運用している施設様に見学に行きお話を伺うことで皆さまのノーリフティングケア推進の助けとなれば幸いです。
また購入前にリフトのデモンストレーションやレンタル、サブスクリプションサービスもおこなっておりますのでご興味がございましたら当該ページを見ていただければと思います。

京都市以外の場所でもご紹介できるご施設様はございますので、施設見学のご希望がございましたらお気軽にお問い合わせください。