毎日腰痛を感じる職員が54%→10%へ!リフト導入による移乗定着と業務効率化レポート

皆さまこんにちは。
新たな年が始まり、多忙な⽇々を送られていることと存じます。

今⽉のウェルネットレポートでは、1 年間でリフト移乗を定着させ、業務効率の向上を実現された能登川園様(滋賀県東近江市)のお取り組みをご紹介いたします。 リフト定着に悩んでいる⽅、⼊浴業務に苦労されている施設様の⼿がかりになればと思っております。

能登川園様では、2025 年2 ⽉より、浴室に天井⾛⾏リフト・居室に床⾛⾏リフトを導⼊されました。 移乗⽤リフトは初導⼊のため、導⼊開始時は「時間がかかる」と反対意⾒も職員様からあがっていたそうです。

そこで【リフトに慣れること】を⽬標に⼀か⽉間、職員様同⼠でリフトの練習期間を設け、その後、技術試験をおこなうこととしました。 技術試験の実施を告知することでリフトの練習に取り組む動機づけとなり、時間をみつけてリフトに触れることで、職員様は⼀か⽉でリフト移乗が短時間でおこなえるようになられました。

その後、リフトに慣れてから現場で運⽤を開始することで 「⼤した時間がかからず、業務後の⾝体的負担が軽減していること」をご実感いただくことができたそうです。 そうして能登川園様ではリフト移乗が定着し、約1年間の取り組みで下記の変化を感じていただけました。

・移乗の失敗(転倒/打撲など)がなくなった
・2 ⼈介助のたびに発⽣していた待ち時間はなくなり、移乗で呼ばれるたびに発⽣していた業務の中断・⾒守りの中断が無くなった
・リビングの⾒守り不⾜による事故が減少した
・技能実習⽣への移乗技術研修が容易にできるようになった
・職員(性別/年齢等)を選ばず、誰でも⼀⼈で業務ができるようになった
・腰痛調査アンケート結果に変化があった(2025 年2 ⽉→2025 年11 ⽉)
腰痛を毎⽇感じている⼈が減少(54.5%→10%)
腰痛者の腰痛の強さが改善(平均4.2 点→3.2 点 )
コルセット使⽤者が4 ⼈から1 ⼈に減少

天井⾛⾏リフトとミスト浴を導⼊した浴室では、組み合わせて使うことで劇的に業務効率が改善されました。 以前は2 時間で4 ⼈の⼊浴だったようですが、現在は2 時間で9 ⼈⼊浴することができるようになり、⼊浴にかかっていた時間が半分以下になりました。

⼊浴中の介助⽅法も、以前は抱え上げのたびに「濡れていて滑って落としてしまうリスク」を感じながら介助をされていましたが、現在では移乗はリフトでおこない⼀連の作業がすべて1 ⼈完遂できるため、効率も安全性も⾼まった環境で業務にあたられています。

職員様からは「リフトが無いなんて考えられない」「もう抱え上げられない」とのご意⾒をいただき、職場環境の改善に寄与できたことをとても嬉しく思っております。

リフト移乗の定着や⼊浴業務のご負担のご相談は⾮常によく伺いますので、
今回の内容が皆さまの職場環境改善のヒントになれば⼤変嬉しく思います。

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